名ジャズミュージシャンの心がこもったベックラーピアノ

 縁のヨーロッパピアノ「ベックラー」。ドイツでは天板が翼のように見えるところから「フリューゲル(翼)」と呼ばれています。
 お店にきたばかりのベックラーを、ドイツ・シュトゥットガルトバレエ団のピアニストが最高の音色で弾いてくださいました。
 ちょうど日本公演で来日されたピアニスト・ジョージ ベイリーさんが、写真家の橘正人さんの案内でお店に来られたので、演奏をお願いしたのです。
 ジョージさんはクラシックからバレエ曲までたくさんの曲を演奏してくださいました。「とても良いピアノです。気持ちよく楽しんで弾けました」と話してくれました。
 ジョージさんのアメリカのご実家は、カウントベーシーやデュークエリントンなど一流ジャズミュージシャンが大勢集まって演奏をしていた音楽一家でした。
 私は物にも心がある、と信じています。まして楽器ならばなおさらでしょう。
ドイツ・ピアノマイスターの手によるベックラー。子供時代に身近にジャズミュージシャンの演奏を聴いて育ったドイツのバレエ団ピアニストが、このピアノの持つ力をいっぱいに表現してくれました。
 今、多目的スペースで開かれるジャズの演奏会でこのピアノが評判なのは、ジョージさんの心に残る名ジャズミュージシャンなどの音楽の心を、このピアノが受け継いでいるのかもしれません。
 
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ベックラーのグランドピアノを紹介します

 多目的スペースにあるマホガニー色の華麗なグランドピアノは、ドイツのピアノマイスターであるクラウス・フェナー設計によるヨーロッパピアノ「ベックラー」です。
 ここで開かれる演奏会でピアニストの皆さんから「とても弾きやすい」「弾いていて楽しい」「何故か弾いていると心が一体になるの」「他のピアノとどこか違うのよね」という感想が聞かれます。
 このグランドピアノ、世界でも一番小さいといわれるものですが、長い弦を持つ設計で、豊かな音量と高音の澄みきった力強さが特長です。
 小ぶりなグランドピアノでありながらも、音に広がりのある長弦設計であるため製造が難しく、用いる部品にもさまざまな工夫が凝らされています。ドイツ製の部品はもとより、イギリス製のフェルトハンマーを採用するなど、手間を惜しまず、韓国で作られた国際色あふれたグランドピアノなのです。
 この場所に据えつけるため、二階の窓からやっとのことで運び込みました。
 私の知人がドイツ人の広大なお宅にお邪魔したとき、向こうの居間からクラシックのピアノ曲が流れてきました。「素晴らしい音響設備ですね」と奥さんに話したら「いいえ、主人が弾いているのです」と言われびっくりしたと言っていました。
 このベックラーも、家族で音楽を楽しむ、そんなお宅で使われているのですね。
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