すばらしい夕焼けの写真です

 暑さが厳しかった数日前、外がまっ赤になったので、なにごとかと思って出てみたら、燃え立つような夕焼けでした。空が赤く染まって刻々と変わってゆくのをしばらく眺めていました。

 カメラマン氏は、この光景をちゃんと撮影して持ってきてくれました。
清瀬から秩父の山の方角に沈んだ夕日の、壮大なドラマが広がりました。
 お店のお客さんも「すごい夕焼けだった」と口を揃えていました。

 こんな夕焼け、年に何回も見られるものではありませんね。
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中村忠二の作品を紹介してゆきます

 「汗の出ぬまのきれいな顔で おはようございますと朝のあいさつ  八月のひと あさがほ」。

 中村忠二が画文集「花と蟲」のなかで描いた朝顔。なんという存在感なのでしょうか。単純な線で描いているように見えて、いっぱいに広がり花びらの丸みまで感じられて、夏の朝の空気までもが伝わってきます。
 添えられた文もまた面白く、思わず「そうよね」と言ってしまうほど。

 朝、学校に行くとき、広い原っぱを通って行きました。露草が一面に茂った中に朝顔があちこちにたくさん咲いていました。そんな情景を作文にして、ほめられたこともありました。
 お店のめぐみちゃんも「朝顔は小学生の時に学校で育て、夏休みに家に持ち帰ったことがありました」と話していました。
 
 折にふれ、私が出版した中村忠二「花と蟲」のなかから、作品を紹介してゆくことにしました。お楽しみに。
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閻魔と約束した清水さんの姿に感銘

 閻魔と「左手で書いた作品展を開くこと」を約束し、今年3回目の展覧会を開いた清水逸龍さん。

 デイサービスで、毎日兎のスケッチに励み短歌を作りました。その兎の絵数十点と一階にも猫と花の布絵を並べました。

 不自由な右手に代え、なれない左手で描いた作品の数々。制作に打ち込むその姿に私は深い感銘を受けました。清水さんは、これから進む私達の手本であると思います。

 清水さん、来年も作品をぜひ見せてください。
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絵手紙の松尾ちゑ子先生が来てくださいました
       (冬日記・豆本を読む松尾ちゑ子先生)
 絵手紙の講師で活躍されている松尾ちゑ子先生が、中村忠二展に来てくださいました。

 絵手紙の指導に中村忠二の作品を参考にされている松尾先生は、展示作品の一つ、茗荷の絵の前で立ち止まり
「茗荷がはびこって小庭を占領しているので無用の長物と引き抜いたら、土中から美しい花が出てきた。着物の襟から出ている顔の美しさ。悪いことをしたなとくやんでも、もうおそい。せめてものおわびにと沢山絵をかかしてもらった」
と忠二の文を声をあげて読んでおられました。

 そして「中村忠二の絵も言葉もいいよね、これらの作品は、一日一日をきちんと生きた証。自分の命の終わりが近づいているからこそ、こんなふうに描けるのね。人間忠二が見えてくるし、声が聞こえてくるよう」と松尾先生。
  帰り際、松尾先生は入り口の前で、いつも持っているオカリナを取り出して「千の風になって」を吹いてくださいました。

 見ているうち、読み進めるうちに、ほっとする気持ちになってくる中村忠二の作品。人の心に残り、暖かい気持ちを与え続けてほしいと思っています。
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中村忠二展が始まりました

 開店八周年を記念した中村忠二展が始まりました。

 私の父・小島勇一が蒐めた中村忠二の作品を展観いたします。
その中で初公開となるのが「冬日記」です。これは1973年10月から翌74年1月までの忠二の心の様を絵日記として綴ったもの。忠二の作品に漂うユーモアの空気を、日常の作家活動の記録からうかがい知ることができます。

 貴重な忠二自費出版の画集も並べました。「蟲たちと共に」(1971)、「春夏集」(1972)、「秋冬集」(1972)、「白黒篇」(1973)、「花と蟲」(1974)のほか、忠二が亡くなる前日までの日記をふくめた画文集で、忠二の友人・新井狼子(あらいろうし)編の「らくがき集」(1997)です。

 主な展示作品の他、冬日記全作品を収めた豆本を作りました。虫眼鏡で見ると細かい文字も読むことができる、手のひらに乗る大きさですが、伸ばすと3メートルにもなる折畳み式の豆本です。お手にとってご覧ください。

 収蔵作品のひとつ「花と蟲」は、開店一周年の時に一冊の本にまとめました。花々と虫達に注ぐ忠二のあたたかい眼差しと詩文とが、見る人にほっとした安らぎを与えてくれます。今回の展示では、その本の絵を額縁に収め、豆本ともどもお分けしています。

 会期は7月9日水曜日まで。どうぞ、秋津までお運びくださいませ。
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