中村忠二 9月の花 まんじゅしゃげ

           ひとつ咲いたは早うまれ
           あとの六つはまだ咲かぬ
           七つ子の花
           まんじゅしゃげ。

                中村忠二「花と蟲」1974から

 忠二が描いた9月の花、まんじゅしゃげ。お彼岸の頃になると町のあちこちでこの赤い花を見かけますね。川の岸辺にも咲いていました。お店にも飾ってあります。

 西武線の沿線、飯能に巾着田というまんじゅしゃげの群生している場所に母と一緒に行ったことがありました。一面に広がる赤い花はとても見事でした。ここで写真を撮りました。
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デンマークの歌 リッタさんのミニコンサート

 「インガーの手仕事展」期間中の9月27日、歌を一緒に歌う活動をしている清瀬在住のリッタさんがデンマークの四季の歌をミニコンサートで披露してくださいました。

 ピアノを弾きながら歌うリッタさん。デンマークの言葉はなんと柔らかく心地よく響いてくるのでしょう。私の心はすっかり北欧の小国に飛んでいきました。

 リッタさんは「デンマークは人口500万人もの国ですが、チーズや組み立て玩具のレゴ、ロイヤルコペンハーゲンバレエでも世界中に知られています。デンマークでは人が集まった時は必ず歌を歌います。これから歌う四季を訪ねる歌で、デンマークの音楽を体験してください」と挨拶。

 夏:ピアノと歌はまず短い夏の季節から。緯度が高いので日照時間は18時間にも。そこで人々は外で過ごすことが沢山あって。ピアノの調べは、人々が楽しそうに歩いている様子を。

 秋:夏が終わり、木々の葉も色づいて季節が冬に向かうようになる頃、さざなみが立つ湖面を眺め紅葉の下を歩きながら過ぎてしまった夏を懐かしむという印象で。

 冬:一日が6時間しか明るくならない長い冬。家の中での手仕事があり、皆が集まるとすぐに歌が始まる。東からの風はとても冷たく、西から吹いてくる風はいくぶんしのぎやすい。真冬には吹雪が吹き荒れ、とてもとても寒いという感じを表現して。

 春:待ち焦がれていた春。太陽が射してくると人々は皆外に出て。デンマークの人は太陽が大好き。春が来て新しい生命の歌を。弾む心を表して。冬が長かったので春はとてもうれしい。そこで家の中をきれいにしなくては。やらなくてはならないことがたくさんあって。忙しく働いているようなリズムで。

 初夏:暖かい季節になって木々も新緑に。忙しく働いた後は休養が必要。そんな気持ちをゆったりした旋律で。

 リッタさんはデンマーク体操のピアノを担当していたそうです。終わった後はみんなピアノの周りに集まってきて一緒に歌うのだそうです。「一緒に歌うと、皆同時に同じ気持ちを持つことができ、それが音楽、歌の価値です」と話していました。

 一緒に歌うことは、長く寒く暗い冬を耐え、持ちこたえるための知恵であり文化なのですね。リッタさん、マンゲタック!(デンマーク語でありがとう)

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デンマークの伝統 インガーの手仕事展

 手織工房を主宰している東京・清瀬の明石恵子さんが、デンマークの主婦インガーさんの手仕事を紹介する展示会を開いています。

 北欧の国デンマークは短い夏は朝4時から夜11時まで明るいのですが、長い冬は午前10時にようやく夜が明け午後4時にはもう暗くなってしまいます。その長い冬の夜のため室内でできる手仕事をはじめ、さまざまな活動が盛んに行われているのです。

 会場となる縁二階の木づくりの空間には、セーター、ショール、クッション、膝掛など羊の毛を紡ぎ、染色し、手編みまでを一人の手でつくられた暖かい気持ちが感じられる作品が並べられています。

 作家であるインガーさんは1927年、日本で言えば昭和2年にデンマークの小さな村マメンで生まれ、今もそこで暮らしています。7歳の時にお母さんから棒編みを教えてもらって以来ずっと手編みを続け、更に紡ぎ車を手に入れてからは羊毛から糸を紡ぎ、染色をして毛糸にし、手編みにするまでを一貫して行っています。

 会場にあるグランドピアノからはデンマークから来られた元音楽教師のリッタさんによるデンマークの音楽も流れます。また27日にはリッタさんのピアノ演奏会、28日にもピアノ演奏会とヴァイオリンアンサンブルも開かれます。

 主催の明石さんは「長く暗い冬の時間をすごさねばならないデンマークだからこそ、実際の暮らしから生まれた手作りの、より心が楽しくなり元気にさせてくれる色使いとデザインを見て、感じて欲しい」と話していました。

 カメラマン氏にもデンマークの知人がいて「デンマークには天上山という天にも登るほどの山と名付けられた山があると聞きましたよ」と言っていました。リッタさんも「デンマークはなだらかな起伏のある国土で、この天上山は高さ173m、そして小さな丘を『アルプス』って呼ぶんですよ」とも。

 日本の十分の一ほどの面積の国ですが、展示された作品から豊かな暮らしの文化が息づいていることが感じられますね。

 インガーさんを紹介しているホームページはこちらから見ることができます。
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中村忠二 九月の花は「さるびや」


 眞赤に炎えて
 だが その手足のやさしさは
 秋のひと
 さるびや。

 台風も過ぎて抜けるような青空が広がりましたね。雲のかたちを、とても面白く眺めました。

 中村忠二「花と蟲」(1974刊)の中から9月の花「さるびや」を選んでみました。
 以前ヨーロッパに行った時、小さな湖が点在する野原の岸辺にサルビアが一面に咲いている所に出ました。
 その赤い花の広がりと湖の青さとがとけあって、とても印象に残ったヨーロッパの晩夏の思い出です。
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夏休みでタイに行ってきました
 遅い夏休みをとって娘と二人で四泊六日のタイ旅行をしてきました。
初めて訪れたタイ。バンコックの飛行場に降りた時はやはり「暑い」と感じました。南国なんですね。
 街に出てみるとタイの人たちは、なんてみんな、にこにことしているのでしょう。ここは微笑みの国なんだな、と感じました。それに、どんな時でも誰もが挨拶は合掌してくれます。そして「ありがとう」は「こっくんかっ」って言うんですね。
 私達は三輪車のタクシーに乗ってみました。昔、日本でも良く見かけた小型の三輪トラックのようで、荷台のところがむき出し。二人が腰を掛けられるようになっていて、目の前にブレーキランプがついているのです。メーターもありますが、料金は交渉次第です。
 市場のようなにぎやかな通りを歩いてみました。色鮮やかな布や服地に目が行きました。娘はスカートを求め、それをはいて寺院に入りました。男の人も短パンでは、中に入れてもらえないので、入り口でズボンを貸しているのです。寺院は金色に塗られているのですね。
 ドリアンの香りただようウィークエンドマーケットで、歩き疲れて飲んだオレンジジュースがとてもおいしかったです。
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