中村忠二作品を紹介してゆきます

 中村忠二の作品を12点、展示に貸してくださる方がいらっしゃいました。4月下旬まで店内で並べていますので、忠二作品を順に紹介してゆきましょう。ご希望の方にはお頒けしています。

 この作品は「ドブ川の橋を渡る白痴女」という題。今では口にするのをはばかられる言葉ですが、黒く塗られた中に白い筋で情景が描かれています。よーく見てゆくうちに、まるで目の焦点がゆっくりと合ってゆくように女性の姿が浮かび上がってきました。

 忠二が描いたこの作品。純粋な心の世界に住んでいるこの女性だけが、ドブ川という、なかなか超えられない世界を自由に行き来できる存在ではないか、と思うようになりました。

 忠二の世界の奥深さを感じます。
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